神奈川県立藤沢西高等学校
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『藤沢西高百人一首』(第十三集によせて)・編集後記
『藤沢西高百人一首』(第十三集)より

『藤沢西高百人一首』(第十三集によせて)

神奈川県立藤沢西高等学校長 坂 裕之

 我が藤沢西高校「かるた」部に芽生え、部員達の熱意と地元の小・中学生の皆さん、短歌愛好家の方々、PTA、同窓の方々の応援を得て、地域と手を携えて歩んで参りましたオリジナル短歌集『西高百人一首』は、十三年目を迎えることができました。入選百首は本校文化祭(9月11日・12日)会場で展示致します。また例年の通り、神奈川県平塚合同庁舎ロビーに於いて、11月11日(木)〜11月16日(火)まで展示されます。
 「短歌」という作品を創るには、自分自身の心の動きを冷静に受け止めることと、(普段一緒にいる仲間にではなく)他者に理解できる表現を選ぶこととが必要であろうと考えます。若い世代は、携帯電話やインターネット等を活用して日常的に(時には分単位で)互いの近況や感情を交換しています。その使い慣れた言葉を想像力と創造力で整えて生まれた、豊かな視点・多元的な価値観・新鮮な発見をお楽しみ頂ければ幸いです。
 ご応募下さいました皆様、ご協力ご支援を賜りました皆様、有難うございました。今後とも、地元の方々とのふれあいを大切にする藤沢西高校の生徒達を見守り、本校の教育活動にご参加・ご協力下さいますよう、よろしくお願い申し上げます。


「編集後記」


 今年もおかげ様で『藤沢西高百人一首』(第十三集)を皆様のお手元へお届けすることができました。
 作品募集の締め切りを過ぎても、応募者が百人に満たず、作成が危ぶまれたのですが、遠い平塚市の中学校の生徒さんや、三年生の「国語表現」を選択している生徒の皆さん、また、部活動の顧問として生徒に慕われ(恐れられ?)、今年転勤されたばかりの先生や、歌人でもある他校の先生のご協力を得て、最終的には応募者数が百人をかなり超えて、無事に「百人一首」を作ることができました。担当者として大変うれしく思うとともに、募集の努力が足りなかったのではないかと改めて反省しています。
 ともあれ、この歌集は、多くの方々が、お忙しい中、貴重な時間をさいてご尽力くださったおかげで、作り上げることができました。また、かるた部の西高祭での展示の一部として、百首の短歌を短冊に書いて掲示しておりますが、それらは書道部の生徒だけではなく、旧職員の方が今年も快くたくさん書いてくださいました。応募してくださった皆さんに対するとともに、深く感謝申し上げます。
 こうしてできあがった歌集ですが、手に取って一首一首を味わってみると、特に生徒の作品には、表現がまだまだ未熟なものもありますが、作者の心情が伝わってきて、思わず顔がほころぶようなものや、しみじみと胸を打たれるものなど、良い作品ばかりです。ご一読いただいて、楽しい一時を過ごしていただけたら、と思います。

(N・S)
『藤沢西高百人一首』(第十三集)の表紙 『藤沢西高百人一首』(第十三集)の裏表紙

発行 平成22(2010)年9月11日
制作 神奈川県立藤沢西高等学校
かるた部・書道部・国語科